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カテゴリ:制作( 72 )
全ての人が漫画的な表現を良しとするわけではない
 2日に、甲府市内の画廊でS先生の個展を見た。先生には私が大学1年の時にデッサンを教わった。その後も何かとお世話になっている。たまたま先生も画廊に着いたところだったようで、さらにたまたま画廊のオーナーが先生に「テレビの取材が数日後にあるので、作品の解説お願いします」ということになり、たまたま私しかお客さんがいなかったので、自然とオーナーと二人で聞き手になってしまった。いろいろな制作裏話を聞けて楽しかった。
 「アトリエは実験室のようなもの」という先生。油絵からガラス絵も手がけ、さらにその展開を試みている。「いろいろやってみるといいよ」とおっしゃる。
 「絵も、つぶしたり削ったり、いろいろやってみて、しばらく放っておいて、また何かいたずらしたくなったら手にとって描き始める。そうして出来た「いいなあ」と思える部分を大事にしていく。だから描くたびにどんどん絵が変わっていく」。
 「それでは、いつまでたっても仕上がりませんね」というと、「展覧会があるから、一応仕上がりにする(笑)」と。
 私の絵に対しては、「やろうとすることは分かるが、全ての人が漫画的な表現を良しとするわけではない。絵はあくまでも絵でなくてはならない」というアドバイスをいただいた。
 「例えば、線一つでも『これはあの人の絵だ』と思わせるようにならなくてはいけない。そうなって初めて作家といえる」

 う〜〜ん、道は遠いなあ。
by hiroafukasawa | 2010-07-05 19:30 | 制作 | Comments(0)
次回作に悩む
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iPhoneで撮影。木蓮の木に登っていったモンタナ。

 この数週間、次に描く大作のテーマが決まらないで悩んでいた。絵のテーマって、まあ人それぞれなんだろうけど、私は自分がおもしろいと思えないものは描きたくないと思っている。知識だけで自分の経験に裏付けられないものは、結局薄っぺらな絵になってしまうと思う。例えば、「地球環境のことを憂う」というテーマで絵を描いたら、なんかポスターみたいになっちゃった、みたいな。「死は常に生と背中合わせ」なんて分かっているけれど、実際に死にかけたことがないのでその重みは絵に表現できない。
 で、テーマが決まらないと、自分の中に何があるんだろう、という自問になる。そしてその答えは、自分でしか出せない。誰かに「こんな絵を描いてみたら」とアドバイスされても、人のアイデアという時点で「なんか違う」と思ってしまう。
 昨日の夜、ちょっとヒントを見つけた。絵になるかどうか、しばらく試行錯誤をしてみようかと思う。
by hiroafukasawa | 2010-05-18 21:15 | 制作 | Comments(0)
二度あることは
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iPhoneで撮影。

 第84回国展に入選した。
 そして、今年も、国立新美術館まで足を運ぶことができるかどうか・・・。東京はすぐ山の向こうにあるのだが、近くて遠い場所だなあ。
 「国展入選」といっても、美術関係の人の間なら通用するかも知れないが、美術に興味のない一般人にはピンと来ないものだ。「国展」でも「山梨美術協会展」でも入選は入選。それ以上の違いはない。例えば、私が講師をしている絵の会で入選をお知らせしたとしても、つい最近水彩画を始めたばかりの彼らに、こちらの期待通りの反応はたぶん返ってこないだろう。国画展とは何か、というところから説明しなければならない。「国画会は歴史があって、大きな会で、入選するのも難しくて、・・・」と説明すればするだけ自慢話になってしまいそうで、なかなか話題にすることさえできない。
 したがって、入選通知に招待券(上の写真)が同封されてくるが、活用したことがない。

 ところで、この国画展の招待券がヤフーオークションで売られていた。どういう人が出品したのだろうか。確かに私も毎年無駄にしているが、かといってオークションにかけようという気にはならないな。

 あと、この招待券のデザインだけど、もう少しどうにかならないのだろうか・・・。
by hiroafukasawa | 2010-04-27 22:15 | 制作 | Comments(0)
顔をつぶす
こっちの絵も塗り絵みたいになってきた。・・・以下いずれもiPhoneで撮影。部分。
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なので、一度つぶしてみる。
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つぶしたといっても、下に描いた形は残るので、あらためて描き直す。
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「だからなに?」って話かも知れないが、細部にこだわって全体が見えなくなったときは一度リセットするとよい。色の重なりも増えるし。
by hiroafukasawa | 2010-03-30 23:02 | 制作 | Comments(0)
大きな絵
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iPhoneで撮影。
 アトリエに4歳の次男が遊びに来た。描きかけのF130号の絵との大きさの違いがおもしろい。
 描きかけといっても、かなり前に撮ったもので、今はもっとチェック柄も描き込んである。ただ、柄を描くことばかり一生懸命になってしまい、塗り絵みたいになってしまったので、現状ではこのチェック模様は赤色で一旦つぶしてある。
 なんかうまくいかないときは、ガーーーとつぶしてしまい、軽くリセットする。そうすると、次の展開に進める。
by hiroafukasawa | 2010-03-23 21:28 | 制作 | Comments(0)
キャンバス張り7
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 木枠に布を画鋲で止めたら、今度は釘を打つ。キャンバス張り用の釘は先が針のようにとがっていて、ちょっと刺せば刺さっていてくれる。

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で、実際にはキャンバス張り器で布を引っ張っておいてから釘を刺して、金槌で打っていく。中央から始めて、四辺とも順に端に向かって打っていく。そうするとしわなくピンと張れる。布の裏から霧吹きで水を吹いておくと、さらにピンと張れる。
(いずれもiPhoneで撮影。これ以降、作業に一生懸命で撮影を忘れたので、これでキャンバス張りシリーズは終わり)
 これとは違う張り方もあるようだが、私はこれに慣れてしまっている。が、大きなキャンバスをくるくる回さなければいけないので、結構、体力を使う。布を引っ張るのも、2枚も張れば、握力がなくなってくる。


 さて、山梨県はいま、雪が降っている。
 去年の12月くらいか、懇意にしている赤帽さんに、
 「どうで、調子はいいけ?」と聞かれたので、
 「最近、おなかの調子が悪い」と答えると、
 「なんで、自分(あなたの意味}、ズボンの下は何かはいてるだけ?」と言う。
 「なにも」と、裾をめくってみせると、
 「そりゃだめどお、40も過ぎたら、パンツ一丁じゃ具合悪くなるに決まってるじゃん」、
 (パンツ一丁で歩いている訳じゃないけど・・・)
 「今はいいのを売ってるだから、買ってはけし」と勧められた。
 というわけで、昔でいうところの「ズボン下」の「ヒートなんとか」というタイツを購入。
 はいてみると静電気もあまり起きず、心地よい。私もかつて、ズボン下をはいたことがない訳じゃない。こういう暖かいのはき出すと、今度ははかなくするタイミングが難しい。
 先日、温泉に行った時、タイツを忘れたので、それを機会にはかないことにした。
 ところが今日の雪の予報。「これは寒くなるな」と、仕舞ったタイツをまた出してきた。おかげで今日は快適だった。またしばらくはき続けることになるんだろうな。
by hiroafukasawa | 2010-03-09 19:59 | 制作 | Comments(2)
キャンバス張り6
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iPhoneで撮影。
 F130号は大きいので、短辺に釘を打つ時は、脚立を使わないと届かない。
by hiroafukasawa | 2010-03-03 20:06 | 制作 | Comments(0)
説明を教えて
 以前、「イラストと美術作品の違い」で説明的な絵は「イラストのような絵」と書いたが、水彩画教室では、おじさん、おばさんに「よく見て描いて下さい」と説明的に描くことを教えているという矛盾に気づき、悩んでしまう。
 「写真のような絵が上手な絵」という感覚でいる生徒さんたちに、いきなり「説明なんかいらない」と言っても、受け入れてくれるだろうか。とりあえず、ちゃんと描ける技術を教えるしかないように思うのだが・・・。しかし、型にはめるつもりはない。ちょっと変でも、面白いところを伸ばせたらな、と思う。
 今は、次からの教室で使うモチーフを何にするか、一生懸命探しているところだ。
by hiroafukasawa | 2010-02-24 18:50 | 制作 | Comments(0)
キャンバス張り5
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iPhoneで撮影。
 組み立てておいた木枠にキャンバスをかけ、画鋲で仮留め。布の四辺にキャンバス張り器で挟めるだけの余裕がないと張れない。F130ぐらいになると、一辺に画鋲3、4個を使ってとめておかないと外れたりする。
by hiroafukasawa | 2010-02-23 21:26 | 制作 | Comments(0)
キャンバス張り4
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iPhoneで撮影。ちゃんとアップも撮ってあった。
長い方が大きなキャンバスを張る用。特に色で分けてあるわけでもない。
by hiroafukasawa | 2010-02-12 23:04 | 制作 | Comments(0)