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2009年 06月 30日 ( 1 )
生物は遺伝子の器4
 先日テレビで、女性が男性のにおいをかぎ分ける、というのをやっていた。男性には分からないのだが、女性は男から出るにおいを、自分にとっていいにおいかどうか、嗅ぎ分けられるのだそうだ。ただあくまでも「自分にとって」であって、その人その人でいいにおいかどうかは違うのだと。その仕組みは「自分と遺伝子構造が遠い男のにおいをいいにおいと感じる」というもので、遺伝子が遠いほど、その二人から生まれる子供は免疫力とかが強くなるのだそうだ。いやあ、よくできてる。
 ただ、まあ、においだけで結婚相手を決めるはずもなく、いくつかの条件を満たした上で、「この人と一緒だと落ち着くのよね」みたいな「つけたし」が、このにおいの作用なのかもしれない。逆に、見てくれ重視でつきあったものの、どうしても我慢できずに別れを決め、最後の捨て台詞が「あんた、くせえんだよ」なんてのは出来過ぎともいえる話な訳だ。
 なんにしても、それほどまでに幾重にもチェックがかかっているということは、女性にとって遺伝子を伝えるということは、非常にリスクが伴うということなのだ。つまり、月に一度くらいしかチャンスがなく、成功すれば成功したで、その先のほぼ1年間の身重の期間と、さらにその先1年、2年と赤ん坊に手がかかって何もできない、さらには一生の内にそう何人も子供を作れないとなれば、かなり真剣に厳しく選ばないことには割が合わない。男選びにわがままな女を非難してはいけない。

 「男は戦う動物だが、女は共感する動物だ」とかいう台詞を聞いたことがあるだろう。男は、いい畑に種をまくために、他の男と戦うことも辞さない。女は、相手との共感を得るために、とりあえずおしゃべりをする。共感というのは、子供を育てる際にも特別な力を発揮する。おしゃべりにどれだけつきあってくれるかで男の価値が決まる、なんてこともあるだろう。
 アンコウもそうだけど、男と女は同じ人間だけど違う生き物のようだ。
by hiroafukasawa | 2009-06-30 22:34 | 雑記帳 | Comments(0)