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2008年 05月 20日 ( 2 )
新聞紙面の変な記事
 いまさらどうでもいいんだけど、よそのサイトにちょっと変な記事(記事が変なのか私の認識が間違っているのか・・・)があったので紹介。
 アクセス解析を見ると、私のこのブログに「新聞紙面 段数」というようなキーワードで検索して来る件数が多かったので、同じキーワードで何の気無しにググってみたら、このサイトに辿り着いた。なんか、月刊誌のブログ版らしい。「新聞業界が半世紀ぶりに紙面改革した、その裏話」というような記事だ。
 まず、「新聞紙面を15段から12段にすると、輪転機やら印刷システムやらに多額の投資をしなくてはならない」と書かれている。新しいフォント(書体)を一から開発したり、組版のシステムを作り直したり、たしかに「印刷システム」にはお金がかかりそうだが、輪転機は基本的に印刷機なので刷版の大きさ(新聞紙の印刷面の大きさ)が同じなら12段でも15段でも同じはず。紙面のデザインの変更に輪転機は直接関係ないと思う。印刷システムにしても部分的な設定の変更だけで、意外に投資は少なくて済むような気がする。
 また、「15段組用の広告サイズがいずれうち切られて12段組サイズに統一されると、15段組の新聞にはサイズが合わないので掲載できなくなる」というようなことが書いてあるが、これは、記事と広告の間に半端が出るだけ。これまでも各紙その半端をさまざまなアイデアで埋めてきた。つまり、記事の段数と広告の段数の間にできる半端をどう埋めるかを考えれば広告が12段組サイズで記事が15段組でも問題ないはず。
 ちなみに、この記事の中に毎日新聞が「J文字を導入して14段にしたばかり」とあるが、これは明らかに15段の間違い。
 大手新聞社の内情はよくわからないので、本当に輪転機に投資が必要だったり、15段組の紙面に12段組の広告は載せられない特別な事情があるのかもしれない(ちょっと考えづらいけど)。でもねえ・・・。中小の地方新聞社も右往左往したみたいなことも書いてあるけど、そんな印象もないし・・・。
 ネットの情報って眉唾なものがあるよな。(私のこのブログを含めて)個人の書き込みなら思いこみも許されるだろうが、雑誌の記事としてはどうなのだろうか。さらに、そんな眉唾な記事を情報源に「世の中ではこんなことが起きている」とか言い切っちゃうブログがあったりしてそれもまた怖い。自戒も含めて。
by hiroafukasawa | 2008-05-20 21:56 | 雑記帳 | Comments(0)
油彩画とマンガ
 油彩画の制作の話だが、今から描きたい絵として頭の中にあるのは、色彩の美しさに重点をおいた半抽象の風景画。「S字に曲がった山道」をモチーフにエスキースを作っている。
 ただ、どうしても頭から離れないもう一つのテーマがある。それは「マンガ」。結局、自分のバックボーンにある「絵の世界」というの「マンガ」なんだ。漫画が文化として認められてきたという時代背景も手伝って、そう言い切ることに抵抗がなくなってきた。そんなわけで「マンガみたいな油絵を描きたい」という気持ちはここ数年ずっと持ち続けている。
 「マンガをアートにした」といえば村上なんとかさんとか奈良なんとかさんが有名だけれど、ああいうものとはまた違ったイメージの絵が頭にあるのだが、なかなか描けない。たぶん、やり始めても駄作ばかりで10年とか20年は続けないとまともな絵にならないんじゃないか、いや30年、40年かけても結局ものにならないじゃないかという気がする。というかそういう確信めいたものがある。なのでちょっと怖い。「時間の無駄じゃないか」と思い出すと、一歩踏み出せない。この手の絵では、自分の中に「どうしても表現したい」という強い何かがないと絵として成立しないということが薄々私にもわかっているから。でもやってみたい。
by hiroafukasawa | 2008-05-20 20:23 | 制作 | Comments(0)