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2008年 02月 25日 ( 1 )
古紙配合率
 知り合いの印刷屋さんから聞いた話ですが、古紙100%なんていう紙は、印刷用の商品としては品質が成り立たないそうですね。昔のわら半紙より質が悪くなるとか。官公庁の「グリーン購入」で需要が高まり、「古紙100%では紙質が悪くなる」とは言えずに、仕方なく偽装したというところでしょうか。偽装が悪いということは確かですが、業界関係者としては個人的に同情したりもします。新聞なんかでは、結構厳しく叩かれていますが。
 この偽装が発覚する前から、紙に詳しい印刷屋さんから、「古紙100%は、漂白剤を大量に使うことを考えると、かえって環境には悪影響を及ぼすので、あまりお勧めできない」といわれていました。
 また、現状では、古紙自体が品薄だそうです。中国やインドが高く買い取って自国で消費しているということで、そりゃ回収業者も高く売りたいので、結果として国内の需要を賄いきれない状況だそうです。
 まあ、だから、われわれ消費者は、古紙をちゃんと分別して、積極的にリサイクルするようにしないといけない、企業は、正確な配合率を明記するのはもとより、古紙を使うことで環境に負荷をかけるなら、新しい木を使う分、木を育てることを事業として考えなければいけない、と思うのですが。
 どちらも、そんなに難しいことじゃない気がします。
by hiroafukasawa | 2008-02-25 11:03 | デザイン | Comments(0)