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ミスの話
 会社に頼りない新人が一人いて、毎週のように何かしらのミスをしでかしている。

 ミスにもいくつかあって、うっかりやってしまった、あるいはやり忘れたミスというのがある。この「うっかり」というのは、人間である以上は絶対に0%にすることが出来ない。印刷物の仕事をしていると、ミスは紙の上に残るのでやっかいだ。それがクライアント側の校正で見落としたものだとしても、お客さんのクレームに逆ギレするわけにはいかない。数人のスタッフが、それぞれ違う目で確認して限りなく0に近づける努力をしなければならない。
 うっかりではなくて、がんばったんだけど出来なかったというミスもある。力不足ミス。技術力や設備力など。これは、真摯に反省し、二度と同じミスを起こさないよう勉強したり技術を身につけたり、しかるべき設備投資をすればだいたい解決できるはずだ。
 うっかりでもなく、力不足でもなく起きるミスに、「そこのところは考えもしませんでした」というミスがある。仕事に対する意識不足だ。失敗のシミュレーションが出来ていない。言われたことだけをやって、プラスアルファの仕事をしなかったばっかりに、仕上がりが雑になったり、仕事への信用、ひいては会社への信用を損ねる結果になる。ミスしたにもかかわらず「そんなの聞いてなかったから・・・」とか平気で口答えしてくる若者の多い。マニュアル世代だな。でも、これは経験を積まなければわからないことも多い。ただ、意識を高く持たなければ、経験から自ら得ることもない。
 もうひとつ、失敗する前提で努力しないというミス。「どうせダメ」とか思ってズルズルと時間が経つに任せてしまう。その時間を言い訳を考えるのに使うというのがパターン。もっともらしい言い逃れやら、最終的に「不況のせい」と片付けてしまうものやら。20数年前、社会人になって感じたことは、この手の人間が意外に多いということ。こういう手抜きミスをやるヤツがいると周りのスタッフがフォローしなければならないので大変だ。そのうち、「最後は誰かがやってくれるからいいや」というたちの悪いクセになる。こういうヤツがいると全体の志気が下がるので要注意だ。本人のやる気次第なので、対処法もない。

 件の新人君、この4つ全てに少しずつあてはまるんだよな。
by hiroafukasawa | 2009-03-08 17:23 | 雑記帳 | Comments(0)
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