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BはAのアレンジ
 小室がパクられた。昨日の朝、新聞の見出しをちらっと見て、「小室?脱税か?」と思い込んで一日過ごしたら、夜のニュースで著作権譲渡の詐欺だと知った。
 かつて、テレビアニメ「サイボーグ009」の主題歌を小室が手掛けたが、それを聞いた私は少なからずショックを受けた。当時、巷に「小室サウンド」があふれていたが、私にはどれを聴いても大差ないように聞こえた。BはAのアレンジ、CはBのアレンジ、という風にしか聞こえなかった。だから、大好きな「009」の主題歌が「小室かよ・・・」とがっかりしたのだ。
 絵でも、同じテーマで連作することがある。しかし、その場合はたいてい、タイトルに通し番号的な数字などをつけてシリーズであることを明らかにする。むしろ、同じテーマの作品を個展会場に並べて一つの空間を作るのが絵描きの醍醐味とも言える。会場全体を一つの作品にするわけだ。
 私の好きなミュージシャンにマットビアンコというバンドがいる。学生時代、FM(ラジオ:最近の若者はもうラジオなんか聴かないのかも)から流れてきた曲に魅せられて、CDを探したが見つからず(日本語版が出ていなかった)、東京で輸入盤を買った。それからずっと彼らのアルバムはチェックしているのだが、3年とか、5年とか、とにかく発表の間隔が長い。忘れた頃に発売されるので、買いそびれたりする。そのかわり、アルバムごとにコンセプトがしっかりしていて、クオリティが高い。806曲も大量生産する人とは対極にある。似たような曲なんてない。
 やはり、作品にはじっくり取り組んで、クオリティの高いものを作らなければいけない。「1曲書いていくら」みたいな金勘定ばかりしていては、作品自体が曇るというものだ。
by hiroafukasawa | 2008-11-05 18:48 | テレビの話題 | Comments(0)
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