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マイコプラズマ追記
 初診の時の検査は、レントゲン、血液、それに痰を採った。レントゲンには肺に白い影がはっきり写っていた。これもマイコプラズマの特徴だと後から知った。痰からは2つの細菌が見つかったが、これは、マイコプラズマにやられて弱ったところにやってきた奴らのようだ。ちょっとした詐欺にあって500万円くらいだまし取られたあと、町金が2人やってきて「50万やったら担保無しで貸しまっせ」とそそのかされて「ほんまでっか」と借りてしまったようなものか。
 マイコプラズマの方は痰には出てこないようだ。その代わりといってはなんだが、血液検査で白血球の数値が上がっていない。そこが怪しい点。前述の町金の二人は細菌なので、悪さをしていれば白血球の値が上がって当然なのだ。ところが、マイコプラズマは細菌より小さく、白血球には見つけられないので数値は上がらない。ほかにも、全身症状が軽いとか、様々な要因からいよいよ犯人はマイコプラズマである可能性が高くなっていく。
 検査の結果から消去法やらなにやらいろいろ推理していって病原菌を特定していく。お医者さんの診断というのも、探偵みたいで面白いもんだな。
by hiroafukasawa | 2008-10-23 18:53 | 雑記帳
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