スクエア展は県民ギャラリーBで開催中。では、県民ギャラリーAでは何をやっているかというと、県内の写真愛好家グループが集まった連絡協議会の合同写真展だ。アマチュアカメラマンの集まりで、出品点数だけはすごい。
パンフレットなどを配る受付がスクエア展の向かい合わせにあって、おじさん(おじいさん)たちが座っている。どうして、おじさんたちはあんなに声がでかいんだろう。スクエア展に飾ってある絵を見ながら「ああいう絵はわからんねえ」と話しているのが、しっかり聞こえてきてしまう。 で、先日、おじさんたちが話していたのは、撮りためた写真データの話。一人のおじさんはデジタルコンパクトカメラの愛用者で、常に持ち歩いているらしい。で、彼はデータをどうしているかというと、手元は隠れて見えなかったのだが、どうやら大容量の記録メディアを使っているらしい。「2ギガもあれば何百枚も保存しておける」というようなことを言っていて、「CD-Rに焼けば500円もかかるから、高くても容量の大きいのを買って保存した方が割安だ」というのである。相手のおじさんもしきりにうなずいているので、どうやらこの二人、パソコンは使っていないようだ。CD-Rは写真屋さんで焼いてもらうことを言っているらしい。 でも、そのメモリースティックだか何だか知らないが、記録メディアだって壊れるんだよな。何百枚という写真がいっぺんにパーになってしまう可能性があることを、おじさんたちは考えてもみないんだ。パソコンのハードディスクの寿命だって10年前後(安いウインドウズマシンはもっと早いとか・・・)、CD-RやDVDだって傷が付いたりしたらすぐオシャカだし、ちゃんと保管していても寿命は数十年だという。私もこれまでに、デザインのデータを保存しておいたMOが、突然壊れて読めなくなるという惨事を数回経験している。メディアが壊れしまえばデータは何も残らない。1か0だ。 おじさんは得意げに「パソコンやCDに保存するのは無駄だ」みたいな言い方をしていたが、それは違うぞ。バックアップは取っておくに越したことはない。
by hiroafukasawa
| 2008-06-24 21:06
| 雑記帳
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