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絵の道具1
 油絵の道具といったらあの画箱を思い浮かべる人も多いだろう。持ち運べる小さな箱に折りたたみのパレットと、油絵の具も12色セットぐらいのが入っていて、筆とナイフと小さなペインティングオイルのビン。
 100号とかの大きな絵を描いていると、とてもそんな小さな道具では間に合わない。そういうのは野外用という位置づけになり、アトリエで使う道具は別仕様になる。
 学生の頃から、パレットはベニヤ板。ちょっと厚めで幅60〜70センチくらいに切って使う。当然手に持てないので、1980円くらいのプラスティックのキャスター付ワゴンを台にする。うっかりパレットに手をついて星一徹のごとくひっくり返すと、絵の具やら溶き油やらが飛散して大惨事になるので、ワゴンに固定する。安物のワゴンは軽いので安定が悪い。重たい溶き油のビンなどを下のカゴに入れて重心を低くする。
 これだけ広いパレットでも、一度に大量の絵の具を混ぜて色をつくるので、たちまち余白がなくなっていく。筆も、太いのから細いのまでたくさん使うのでパレットの上で邪魔になる。私は、針金を1本波形に曲げてパレット上に固定し、箸置きならぬ筆置きにしている。これだとスペースをとらずに何本も置けて転がらないので絵の具が柄についたりすることもない。
 安上がりなもんだ。
by hiroafukasawa | 2008-05-21 18:51 | 制作 | Comments(0)
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