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お釈迦になる
 今日、新聞のマンガに「おしゃかになる」がネタになっていた。マンガではその由来を、鋳物屋が阿弥陀像を作るつもりが釈迦像を作ってしまったことから、としているが、私は、「火が強かった」が江戸訛りで「しがつよかった」になり、お釈迦様の誕生日の「四月八日(しがつようか)」にしゃれて失敗作を「おしゃか」と呼ぶと覚えていた。大学の授業で、鋳物でレリーフなどを作ったことがあるので、金属を溶かすその火加減が難しいということだけは知っている(実際に今、鋳物をやって見ろといわれてもできない)。金属の温度が高すぎても低すぎても、型どおりに流れてくれないのだ。しかも、江戸訛りとしゃれと誕生日からの連想でうまれた言葉なんて、うまくできてるじゃないか。由来としたら、断然こっちを支持するな。
 で、調べてみたら、どっちも由来としては信憑性が薄いらしい。「後付け」で考えられたものらしい。なあんだ。
 新聞のマンガに戻るが、このマンガの場合、「火が強かった」説で解説するには4コマでは足りない。両方の由来を知っていても「阿弥陀像」説にするしかなかったと思う。限られたスペースで落ちまで持っていく4コママンガの難しさがわかる。
by hiroafukasawa | 2008-04-21 18:47 | 雑記帳 | Comments(0)
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