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試行錯誤のくり返し
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 描きかけの絵を放って置いて、しばらくしてから眺めてみて、手を加えると突然良くなったり、「ああ、なんかこれ以上描き込んでもダメかな」と思えたり、いろいろだ。
 で、上の画像の絵だけど、もうダメかな、と思った絵の上に、いきなり別の人物を描いてみた。これが「あれ!?」と思えるほどいい感じになった(もちろんこれで完成ではないけど)。

 昔は、ちゃんとまじめにエスキースを作って構図を練って、キャンバスに下書きをして、完成に向かって塗り重ねていった。それがだんだん、その途中の塗り重ねていった段階で面白い表現、面白い効果に気付くようになって、結局、最初に頭に描いていた絵と違う絵が完成することが多くなった。
 それがさらに進んで、まったく途中の段階で、「あれ、この絵、ここで終わってもいいんじゃない?」と思えることが多くなってきた。
 まあ、それがいいんだか悪いんだか分からないが、試行錯誤を繰り返すことで、(自分で描いているのに)思わぬ絵に出合えることがある。油絵の面白いところの一つだな、と思う。
by hiroafukasawa | 2015-11-18 18:52 | 制作 | Comments(0)
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