先日、山梨美術協会展を観てきました。今年で78回目。
山梨県内には、代表的な公募展が4つか5つある。で、そのほとんどが、絵画を油彩、水彩、日本画、版画に分けて作品を募集している。随分長く、このやり方を続けているようで、伝統といえば聞こえはいいけれど、果たして現代の絵画事情にあっているのだろうかと疑問になる。つまり、同じ絵画なんだから、同じ土俵で審査すべきではないか、ということ。ただ、版画は、技法が多岐わたることや、大きな作品をつくるのが難しいこと(油彩や水彩は100号制限)を考えると、版画に詳しい審査員を集めて別に審査してもいいと思う。 だけど、ほかの油彩、水彩、日本画はどうなの? アクリルやミクストディアをどう扱うの? 絵の具や支持体で絵をジャンル分けすることに、何の意味があるの? あと、会員も、油彩の会員とか水彩の会員とか各ジャンルで分けられている。水彩の会員は、油絵を出品してはいけないようだ。つまり、水彩で出品して審査を受け、賞を取って会員になったら、その人はいつまでも公募出品時の水彩にしばられる。油絵に転向したくなったらどうするんだろう? ヒラ出品からやり直すんだろうかI? でもね、山梨の出品者の油彩と水彩と日本画を見比べるとわかるけど、これを一つの土俵で審査したら、大変なことになるね。
by hiroafukasawa
| 2015-07-08 17:14
| 雑記帳
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