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音楽
 インスタレーションで、「作品(具体的に観客の前に出すもの)が展示終了と同時に消えてしまうのはどんな感じなのか聞いてみたい」とtwitterで投げかけたら、ある作家さんが、答えてくれた。ありがとうございました。
 インスタレーションは「解体するところや気持ちも含めて」「作品」ということらしい。記録には残せるけど、実像はそのまま消えていくのを「音楽に似ている」と。なるほど。またすこし、見方が変わったかも。
 美術は静的で、音楽は動的。音楽のような動的な宿命を持った美術ということなのかな。その根幹には、作家の思考と制作する行為が作品の一部であるという前提がある。作家自身の存在を意識しなければならないわけだ。うっかり拡大解釈すると「思考が作品の全て」みたいな所に陥る可能性も秘めている。
 会場の広さ、照明、壁の色、空間の感じ、作業時間、その他もろもろの条件の中で作品を作り、そして撤収する。思い通りに行かないこともあるかも知れない。

 次はもっといいものを作りたい、という思いは共通のようだ。
by hiroafukasawa | 2011-05-26 19:27 | 制作 | Comments(2)
Commented by 中野屋 at 2011-05-29 17:17 x
私もあと20年くらいで死んでしまいますが、記録には残せるけど実像はそのまま消えていくのを「音楽に似ている」と・・・・
その場で消えても、20年後でも50年後でもあまり変わらないように思います。
自分の精神性を高める手段として、自分のやりたい事が、何かに導かれるように出来て
農作業でも料理でもお芝居でもスポーツでも、思考が作品のすべて、
になって心をうつなんてほんの一瞬の事に、幸せを感じるのかな?
次はもっといいものをつくりたいって、思っている人はきっと、たくさんある幸せな瞬間を見逃さないでいられて、他人の心無い言葉に傷ついたりしなくて、突然の不幸な出来事を乗り越えたり出来るように
精神性を高めたり、幸せになりたいので、この次はもっといいものをと思って生きて生きたい・・・・たまにちょっと疲れますが・・・・
Commented by hiroafukasawa at 2011-05-30 16:58
展示までの準備、展示作業中のわくわく感、解体作業時の達成感などを含めて音楽に似ているのかと思います。僕の絵も40、50年後には消えていくと思いますが、目下の所、たまった絵をどこに片付けるかが切実な問題だったりします・・・。
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