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新しい画廊で新しい作家
 先日、甲府市内にできた新しい画廊を訪ねた。新しいといっても古民家(経師屋の工房だったらしい)を改装した建物で、引き戸を開け靴を脱いでお邪魔する。
 展示していたのは「平成生まれの7人のアーティスト達」とサブタイトルがつくグループ展。美術系の大学や専門学校などの2年生。すでに自分たちを「アーティスト」と認めちゃうところが若い。
 なんか、もうちょっと面白い、パワフルなものを期待していったのだが、ちょっと残念。高校時代の作品も飾ってあったが、それもいかがなものか。
 私が大学2年の時は、もっとたくさん作品を作っていたな。ただ、私の方がもっとアカデミックで、普通の絵だった。印象派からキュビズムに傾倒していった頃かな。まあ、単純に比較してはいけないだろう。彼らは高校時代から美術に対する意識が高く、進学して私よりもっと多くの手法やコンセプトに出合っているだろう。余計なことを考えずに油絵だけ描いていた私と、溢れるような情報となんでもできる環境の中で「アート」を目指す彼らとは違う。
 リーフレットを見ると、7人のうち5人がデザイン畑で学んでいるようだ。そこに書かれたメッセージを読むと、アートとデザインを混同している印象がある。
 まあ、自分のやりたいことをやればいいわけで、おじさんとしてはくれぐれもコンセプトに振り回されないよう祈るばかり。
by hiroafukasawa | 2010-08-13 13:33 | レビュー | Comments(0)
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