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全ての人が漫画的な表現を良しとするわけではない
 2日に、甲府市内の画廊でS先生の個展を見た。先生には私が大学1年の時にデッサンを教わった。その後も何かとお世話になっている。たまたま先生も画廊に着いたところだったようで、さらにたまたま画廊のオーナーが先生に「テレビの取材が数日後にあるので、作品の解説お願いします」ということになり、たまたま私しかお客さんがいなかったので、自然とオーナーと二人で聞き手になってしまった。いろいろな制作裏話を聞けて楽しかった。
 「アトリエは実験室のようなもの」という先生。油絵からガラス絵も手がけ、さらにその展開を試みている。「いろいろやってみるといいよ」とおっしゃる。
 「絵も、つぶしたり削ったり、いろいろやってみて、しばらく放っておいて、また何かいたずらしたくなったら手にとって描き始める。そうして出来た「いいなあ」と思える部分を大事にしていく。だから描くたびにどんどん絵が変わっていく」。
 「それでは、いつまでたっても仕上がりませんね」というと、「展覧会があるから、一応仕上がりにする(笑)」と。
 私の絵に対しては、「やろうとすることは分かるが、全ての人が漫画的な表現を良しとするわけではない。絵はあくまでも絵でなくてはならない」というアドバイスをいただいた。
 「例えば、線一つでも『これはあの人の絵だ』と思わせるようにならなくてはいけない。そうなって初めて作家といえる」

 う〜〜ん、道は遠いなあ。
by hiroafukasawa | 2010-07-05 19:30 | 制作 | Comments(0)
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