この1年間、テニスをずっと休んでいて、スポーツらしきことは何一つやってないので体力が落ちたのか、それとも年をとって足腰が弱くなってきたのか、ず〜〜と立っているのつらくなってきた。
なのに、この世の中、気軽に座れる場所って意外に少ない。 先日も、地域のお祭りがいくつかあって、家族で繰り出してみたものの、私なんか一回りしてしまえばもう見るものもなく、あとはこどもたちが飽きるのを待つばかりなので、どこかに座るところがないかと探すのだけれど、意外に座るのにいいところってないんだな。 ベンチなんかがいくつか置いてあるけれど、座れる人数が限られる。3人掛けを一人で占拠するのも気が引ける。 お祭りの会場だけでなく、たとえば、こんな植え込みがある路上でも・・・ これじゃ座れないけど、 これならちょっと腰掛けることもできる。 座り心地は二の次。 たとえば、壁という壁に腰をかけられるちょっとした段が作ってあったら、お年寄りにとっては楽だろうな、と思う。小学生男子は必ずそこに登って歩くだろうけど。 たとえば、個人の庭はガーデニングとかいってその中側にばかりこだわっていて、外から見ると壁やフェンスや生垣で覆われているだけということが多いけれど、その壁に腰掛けられるスペースを作って、ちょっと中の庭が覗けるようにしてあったらいい感じだと思う。 そんな発想でデザインされた街は、やさしい街になりそうだ。 (写真はiPhoneで車中から撮影)
by hiroafukasawa
| 2009-11-04 19:02
| 雑記帳
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