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かくれんぼ
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 昨日は夏休みをとったので、午前中二日酔いで寝ていた。午後から知人というか、展覧会をやっている仲間が参加しているグループ展を2つ、見てきた。

 私は会社員で、夜、家で絵を描いている。仕事は内勤で社外の人と接することはほとんどなく、あったとしても「私は油絵描いてます」なんて話をすることは滅多にない。学校の先生でも絵画教室の先生でもないので、教え子もいない。個展やグループ展や県民文化祭なんかにも出品しているが、仕事があるのでそうそう会場にいられない。他の作家の展覧会も、忙しくてなかなか見に行けない。だから、私の絵を見たことがあるとか、覚えているという数少ない人たちがいるが、その中でも私自身のことを知っている人はほとんどいない。絵と名前は一致するが、描いている本人を見たことがない、ということ。まあ、たいていの作家はそんなもんかもしれない。
 それでもたまに、展覧会を見に行って芳名帳に名前を書くと、「以前、個展にお邪魔しました」と声をかけてくれる人がいる。たいてい「お若いんですね」と続く。
 そんな時、私はいつも戸惑ってしまう。そういうことに慣れてなくて、どう話をふくらませていいか分からない。というか、私は、絵は絵としてだけ認められればいいと思っているので、「あの絵を描いた人」と分かってしまうということは、かくれんぼで鬼に見つかってしまったような感じがするのだ。
by hiroafukasawa | 2009-09-04 18:48 | 雑記帳 | Comments(0)
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