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作品がいいのか、それとも
 今日は、会社を半日休んで美術館でスクエア展の当番。
 今年も、向かい側の会場(A室)では、県内クラブの合同写真展をやっている。そして今年も、おじさんたちが大きな声(地声)で話をしている。
 「あの人の写真はすごいねえ」と、誰かの作品をほめている。「あの山にはなかなか登れんよ。よく撮ってるじゃんね」という。
 それって、作品がすごいのか、撮りに行くこと自体がすごいのか、どっちなんだろう。
 他のおじさんが、隣の会場で我々が絵を飾っているのを前提で、「写真は難しいねえ。絵のようにはいかんねえ」と言っていた。さて、それはどういう意味だろう。
 それはたぶん、「写真はただ撮っただけでは事象の"再現"でしかなく、絵と同等に"表現"というステージまであげるためには、かなり高いハードルをクリアしなければならない」という意味だろうと、勝手に解釈した。
by hiroafukasawa | 2009-06-24 18:26 | 雑記帳
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