古春堂画廊「三浦千波展」
先日、甲府市相生にある古春堂画廊で、「三浦千波展 〜古里・みちのくの風景〜」を見てきました。
おもに風景画ですが、半抽象で、とても雰囲気のある絵で、良かったです。
三浦さんは、1955年、岩手県生まれ。風景に対する作者の思いはさまざまに深いものがあることはわかりますが、ここでの解説は割愛します。画廊で実物を見て下さい。

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上の画像はDMの作品写真です。〈「大船渡」水彩・パステル〉

展示されている絵は、油彩と水彩ですが、どちらも同じような迫力で描かれています。まあ、それが当たり前なのですが。
だけど、山梨では、「水彩といえば透明水彩で、風景を写真のように描くもの」というナンセンスなルールがあるみたいで、この、三浦さんのような水彩を目にすることはあまりありません。県内の公募展でも、油彩、水彩、日本画・・・と細かくジャンル分けされていて、油彩では様々な表現が受け入れられていますが、水彩になるとキュービックな絵を描いても批判されるようです。ましてや、水彩の抽象画なんて出したら、落選させられるんじゃないでしょうか。

・・・いろいろ、書きたいことはありますが、ここまでにしておきます。

「三浦千波展」の後半の展示は、17日(土)から19日(月)まで、甲府市相生三丁目6-30 古春堂画廊で開かれます。

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# by hiroafukasawa | 2018-11-16 14:04 | レビュー | Comments(0)
今年は厄年?
 今年は厄年なのだろうか。今はあまり聞かないが、天中殺かもしれない。
 入院するほどの怪我ではないが、家族に交通事故が多い。私も先日、脇道から飛び出してきた軽自動車が私の車の後部にぶつかるという事故に遭った。私のステップワゴンがひっくり返ってしまった。天井が下になって、シートベルトで宙づりになった。それでも、私はむち打ちと軽い打撲で済み、相手の体も無傷というのだから不幸中の幸いか。でも、1秒、2秒ずれて、あの軽自動車が目の前に飛び出してきたら、私の車が軽自動車の運転席を直撃したかもしれない。そしたら、死亡事故になっていたかも。そう考えると身の毛もよだつ。

 個展をやろうと昨年から小品を描きためていたが、今年の春くらいから、なぜか意気が揚がらない。会場の予約もせずにぐずぐずと過ごし、はや10月。これは、「今年はやめとけ」という天の神様のお告げかもしれない。


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# by hiroafukasawa | 2018-10-02 20:14 | 雑記帳 | Comments(0)
焼き鳥丼
先日見た夢。

かつての九龍城のようなところへ、写真を撮りに行った私。そこは暗くて狭い部屋がいくつも連なる感じの建物で、畳が敷いてあったので、もしかしたら日本かもしれない。あまりにも汚れているので、土足で畳に上がるのに何の躊躇もいらない。案内人がいるが、何を撮影するかはわからない。
部屋の中を一瞥したところで、ちょうどお昼時になったようで、案内人が「焼鳥屋が来た」とテンション高めに言う。「君も食べるといい」というので、その焼鳥屋を見てみると、手にはご飯が入った丼を一つ持ち、その上に焼き鳥がてんこ盛りになっている。変な売り方だなと思う間もなく、どこからともなく現れた人達が、その焼き鳥を1本、また1本と取っていく。「焼き鳥はばら売りなのだ」という。
私が「1本、いくらですか」と聞いても、焼鳥屋は答えない。もう一度聞いても答えない。私は、ばらではなく焼き鳥丼として食べたかったので、本数を計算しなければならない。だから1本いくらかと聞いているのに、一向に焼鳥屋は答えず、ニヤニヤしているばかり。とうとう腹が立って、大きな声で「1本、いくらなんだ、オイ」と怒鳴ると、やっとこっちを見て「私どもは、お客さんの言い値でやってます」と答えた。こっちが値段を決めろと言うのだ。見た目、そんなにいい焼き鳥じゃないし、80円、いや70円でいいか、と考えているうちにも、丼の上の焼き鳥は1本、また1本と減っていく。だから、焼き鳥がいま7本で、ごはんがだいたい100円として・・・、と計算しているうちにもまた1本減っていく。これじゃ計算が出来ないじゃないか、とイライラしているうちに、とうとう4本になったので、「もういい」と叫び、500円硬貨を渡して丼ごとぶんどった。くやしいのでお釣りをもらおうと、焼鳥屋が小銭を握りしめていた手を強引に開かせた。すると、驚くほどの硬貨がバラバラとあふれて、汚い床に散らばってしまった。
もう、全てがめんどくさくなった私は、おもむろに丼の上の焼き鳥に目を落とした。それはなんとなくブニョブニョした、色も灰色がかった、本当に鶏肉か?、いや、そもそもこれは何かの肉か? という代物がくしに刺さっていた。

タレがかかったご飯は美味しそうだった。




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# by hiroafukasawa | 2018-08-01 14:22 | 雑記帳 | Comments(0)
0430 遠回りしたら君と出会った
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「遠回りしたら君と出会った」 F3 油彩 2015年

 未発表の小品。シーンとしては、特に理由もなくなんとなく遠回りして歩いていたら、運命の人と出会ってしまった、という感じです。古キャンの上にさらにごてごてと塗って、ササッと形を取った程度。
 自分では、黒の使い方にこだわっていて、例えばこの絵の女性の肩というか、胸の前というか、意味不明の場所に黒が塗られています。私としては、この黒はここにあってしかるべきなんです。黒には、闇とか底なし穴とか悪意とか邪心とか、そんなイメージがありますが、そのままのイメージ通りの湿ったヌラヌラした色ではなく、もっと軽い乾いた感じの黒になっています。
 もちろん、画面のバランスを考えてここに塗ったということもありますが、この黒に何を託しているかというと、いいことと悪いことは表裏一体で、でも、そこまで悪いことじゃなくて、乗り越えられるくらいの悪いことで、まあ、人生にはありがちな落とし穴がどこにでもあるけど、それでも楽しく生きていきましょう、みたいな感じです。

 そう考えると、向こうから来る男性が黒いシルエットというのも、意味深になりますね。




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# by hiroafukasawa | 2018-06-13 18:17 | 作品 | Comments(0)
0446 君が後ろ手に持つ物は
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「君が後ろ手に持つ物は」 F3 油彩  2017年

 未発表の小品です。ちょっとセクシーな女性が、何かを隠し持っています。それは何でしょう。プレゼント? スマホ? それともナイフ?



 



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# by hiroafukasawa | 2018-06-13 17:53 | 作品 | Comments(0)
第28回スクエア展 19日から
第28回スクエア展
 2018年6月19日(火)から24日(日)まで
 山梨県立美術館県民ギャラリーB室 (甲府市貢川1-4-27)
 初日19日正午から、最終日24日午後4時まで

 会場内で「浅川徹個展 -来し方行く末-」を併設。

 出品メンバーはほかに、伊藤仁、榎並和春、小林宏、志村さとみ、西沢武徳、保坂公久、松岡美帆、そして私、深沢弘昭。

 入場無料。ご来場をお待ちしております。

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# by hiroafukasawa | 2018-06-12 13:01 | 展覧会情報 | Comments(0)
0444 Forest Party 3
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「Forest Party 3」 油彩 F30 2016年

Forest Partyシリーズの第3弾。真ん中を空にして空間を作った構図。2は、木々の葉を描いたが、この作品は木の幹で囲んだ。葉と空の区別がつかない。半具象、半抽象画。確か、途中まで描いた絵の上に描いた作品で、左下の青や赤の色面は、元の絵の部分をそのまま生かしたと記憶している。




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# by hiroafukasawa | 2018-06-07 12:10 | 作品 | Comments(0)
Forest Party 2
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「Forest Party 2」 油彩  F12 2016年

 森の中で下から空を見あげた構図。まず、何も描かない空間を作ろう、というところからスタートして、真ん中に空を持って来たわけだが、何も描かないはずが、結局何か描かれている様な感じになってしまっている。失敗作というわけではないが、2018年6月現在、未発表の作品。




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# by hiroafukasawa | 2018-06-05 17:27 | 作品 | Comments(0)
第28回スクエア展
 今年もスクエア展の季節になりました。

 第28回スクエア展
 2018年6月19日(火)から24日(日)まで
 山梨県立美術館県民ギャラリーB室 (甲府市貢川1-4-27)
 初日19日正午から、最終日24日午後4時まで

 会場内でメンバーの個展を併設します。
 今年は「浅川徹個展 -来し方行く末-」。

 出品メンバーはほかに、伊藤仁、榎並和春、小林宏、志村さとみ、西沢武徳、保坂公久、松岡美帆、そして私、深沢弘昭。

 入場無料。ご来場をお待ちしております。

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# by hiroafukasawa | 2018-05-17 10:16 | 展覧会情報 | Comments(0)
らくがき
 藤原宮や平城宮で出土した、1300年くらい前の木簡の中には、役人たちの落書きが残っているそうだ。(例えばこんなサイトを参照)。木簡の切れ端に上司とか同僚の顔を描いたりしていて、これが妙にいい感じだったりする。

 子供の頃はマンガを書くのが趣味で、絵の勉強を始めたのも、マンガが上手に描けるようにとの思いからだった。高校生になって油絵を描き始めて、油絵の方が面白くなって、まあ、現実問題として漫画家になるなんて夢を追っていてもしょうがないと思ってきて、それでも油絵は描き続けて40年になった。
 近年、作品を描くに当たって、自分の中に何があるのかと探索するに、若い頃に嬉々としてマンガを描いていた事実を掘り起こし、油絵とマンガの融合というか、油絵にマンガの手法を取り入れるなどしてきた。そうすることで肩の力を抜いて描くことが少しずつ出来てきた気がするが、さらに「マンガもいいけど、いっそ、落書きでいいよね」みたいな気になってきた。

 ずっと、上手いとかキレイとかより、面白い絵を作ろうとしてきた。私が面白いと思うものを、他の人が面白いと思ってくれるかどうかは分からないけれど、まず自分が面白いと思えるものを作れるというのが美術の醍醐味なので、画業(?)50年に向けて、少しずつ進んでいこうと思う。



 


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# by hiroafukasawa | 2018-04-23 16:00 | 雑記帳 | Comments(0)