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グラフィックデザイナーがファインアート
 また、先日のスクエア展の話になってしまうが、私が敬愛するグラフィックデザイナーさんと会場で話をした。
 私。「最近気がついたんですけど、仕事でグラフィックデザイナーやりながらファインアート(油絵の大作とか)やってる人って、世の中にあんまりいないんじゃないですか?」
 「そうだね、いないねえ」

 私もすべて詳しく把握しているわけではないが、グラフィックデザイナーも自分の表現として、クライアントと関係なく作品を作って、個展やグループ展をやっているようだ。だけど、その作品は一つのイメージが(正しく効果的に)そのまま一つのものとして伝わりやすい表現になっているようだ。つまり、グラフィックデザインの延長だ。穿った言い方をすれば「こんな仕事ができますよ」的なプレゼンの場になっているようなこともあるだろう。
 どうしても、自分の仕事が中心になってしまう。自分の仕事を中心にアートを考えてしまう。目にするものも、自分の仕事を基準に価値を見いだしている。それは仕方がない。
 でも、もっと、畑違いな分野にもアンテナを効かせてみるべきじゃないのかな、と思う。少なくても、時間が空いたら地元の美術館にくらいは足を運ぶとかしてもいいんじゃないか。

 なんか偉そうな話になってしまったが、私が特別ではないといつも思っている。きっと、私が知らないだけで、グラフィックデザインをやりながら美術作家として活動している人はたくさんいるはずだ。あ、逆もあるね。美術作家をやりながら、生活のためにグラフィックデザインやっている、という人。きっとそういう人は仕事と制作に集中していて、ブログとかツイッターとかフラフラやってないんだろうな・・・。

追記
 ちょっと趣旨が伝わりにくい文章だった。要するに、グラフィックデザイナーってデザイン至上主義みたいなところがあって、まあ、それはそれでいいんだけど、もっといろいろなアートに触れた方がいい、という話。決してグラフィックデザイナーはファインアートをやるべきだ、ということではない。そんなことしたら、たいがいの人は中途半端に終わってしまうだろう。私みたいに。
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by hiroafukasawa | 2011-07-18 13:15 | 雑記帳 | Comments(0)
3,000円
 「油絵を3万円均一で売る」というのを軽くジョークのように使っていた。
 先日、スクエア展の打ち上げの際、9月の私の個展の話題になった。正直、「どうせ私の絵なんて売れないんだから、売れ筋を意識しないで、自分が面白いと思う絵を並べよう」と思っていた。ところがメンバーは、「少しは画廊に貢献してやらなきゃ」という。たしかに。企画展示扱いにしてもらっているので、絵が売れなきゃ、画廊は光熱費が出ていくだけだ。
 「う〜ん」とうなる私にメンバーが追い打ちをかける。「3,000円くらいの絵だったら買えるな」。え〜〜、3,000円!! 3万円じゃなくて、3,000円。そりゃあ、額代が出ないじゃないか。「3万円均一」をネタにしていた報いか。

 小さな版画ならいくつかあるけど、会場に並べたら、たぶん違和感てんこ盛りだろうな。
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by hiroafukasawa | 2011-07-14 19:03 | 雑記帳 | Comments(0)
スクエア展とおばさん、おじさん
 スクエア展を見に来てくれた旧知のおばさんとおじさんの話。

 スクエア展の開催中、山梨県立美術館県民ギャラリーA室では、県内アマチュア写真家による合同写真展、C室ではある団体の山梨支部展が開かれていた。C室の展示は、分かりやすい普通の絵が並んでいた。われわれスクエア展は、抽象あり、デフォルメありの大作志向。

 そんな中やってきてくれたのは、30年近いつきあいになる画材店のおばさん。スクエアの展示を一通り見て、「いいじゃんねえ」と一言。「ついでと言っちゃあなんだけん、写真も見てかっかね」と言ってA室へ。ぐるっと回って戻ってきて私に一言。「なんか写真はわからんじゃんね」。そして、A室会場受付当番のおじさんに、「ピントはどういう風に合わせるの?」と、なんだかピントはずれな質問を投げかけ、「えっ・・・今はカメラがやってくれるですよ」と答えてくれているのにそれを食い気味に「あたしにゃ絵の方がいいね」と。
 写真のことを知らなすぎるのもなんだけど、「おばさん、どう見たって俺たちの絵より写真の方が分かりやすいと思うよ」と私。
 「ほうけ」とおばさん。だって、写真展のカメラマンさんたちは、誰もが「こういう絵は難しいねえ」と首をひねっているのに。

 もう一人は、こちらも長いつきあいの運送屋さん。我々だけでなくたくさんの作家の作品を東京に運んだり、一年中飛び回ってる。県内作家のことなら私より詳しい。スクエアの搬出をお願いしたので最終日にやってきた。やはり会場を一回りしてから、「C室を見てくる」と言ってしばらくして戻ってきた。そして小さな声で「おんにゃあわん」という。甲州弁でつまりは「俺には合わない(肌に合わない、ということかな)」というわけだ。C室の絵は、あれはあれでいい絵だと思うが、おじさんの好みに合わなかったということ。
 東京の公募展に出すような大きな絵ばかり見ている(運んでいる)ので、知らず知らずに目が肥えてしまったのだろうか。

 こんな、甲州弁丸出しのおじさんやおばさんでも、いろいろな絵をたくさん見てくると、嗜好も変わってくるんだな、と。だから、普通の人でも、意識してたくさん絵に触れれば、すぐにその楽しさが分かってくるはずなんだな。
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by hiroafukasawa | 2011-07-08 19:48 | 雑記帳 | Comments(0)
東土会絵画展
 中央自動車道釈迦堂パーキングエリアに隣接する釈迦堂遺跡博物館で企画展「東土会絵画展」を見た。笛吹市内在住の作家による絵画サークル「東土会」の油彩・水彩・アクリル画・日本画など。普通にきれいな風景、静物画などだった。
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iPhoneで撮影

 展示室が土器などの立体物を展示できるような作りになっているので、ガラスの奥に空間があって、その奥の壁に絵が掛けられている。ショーケースのように飾られているわけで、なんか数千万円もの価値がありそうな名画の雰囲気が漂っていて、ちょっとうらやましかった。
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by hiroafukasawa | 2011-07-05 19:06 | レビュー | Comments(0)
竹中むつ絵絵画教室生徒作品展
 山梨県立美術館県民ギャラリーCで開かれていた「竹中むつ絵絵画教室生徒作品展」を見た。大小様々な絵が所狭しと並んでいて、見応えがあった。生徒さんの励みにもなっていることだろう。
 なかでも、このチューリップの絵が気になった。
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iPhoneで撮影。
 申し訳ないが、題名も作者の名前も記憶してない。小学生の作品だと思ったが・・・。
 先日、スクエア展の紹介をしていただいた中野屋さんの作品も確認。次の山梨美術協会展にどんな作品を出品されるのか、楽しみだ。
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by hiroafukasawa | 2011-07-04 19:17 | レビュー | Comments(7)