審査
 30日付で朝日新聞に載っていた日展の記事。書の部門であらかじめ派閥ごとに入選数が割り振られていたという。有力8派閥に入っていなければ、どんなに良い書を出しても入選することはあり得ないらしい。
 それで、今年の日展の洋画の審査所感をWEBページで見てみると「個の事情より、日展のレベルと品格を保つ目的意識で一致協力を得られた」「私情を捨てて、日展洋画の誇りのためにご協力くださった審査員諸氏に・・・」とある。「個の事情」?「私情」? ただ、良い絵を選ぶだけのはずなのに、こういうものが介在するということを示唆してしまっている(そのうちページから削除されるかもね)。
 こういう話は、私の立場ではなかなか書きにくいんだけど、この手の審査は、地方(というか山梨)の公募展でも当然のようにあって、それが入選・入賞作品の質に反映され、いずれ展覧会の質に如実に現れてくる。だって、自分の弟子というだけで力のない人に賞をあげて会員にして、その力のない弟子が先生になって、さらに力のない弟子を入選させるわけだから。その弟子というのが、定年後に絵を描き始めたような人ばかりで、結果、展覧会が権威ある公募展ではなく「高齢者作品発表会」になってしまう。そういう展示を見てしまえば、若い人はまず応募しない。会員の高齢化が進み「若い人が入ってこないと、会の存続に関わる」とか嘆くけれど、自分で自分の首を絞めただけじゃないか、と思う。
 念のため言っておくが、私は決して、定年後に絵を描くことを否定しているわけではない。
 なんかやばいので、このへんでやめておこう。
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by hiroafukasawa | 2013-10-31 11:14 | 雑記帳 | Comments(2)
Commented by nakanoya at 2013-10-31 11:20 x
やばい・・やばい・・
Commented by hiroafukasawa at 2013-10-31 15:20
関係者の目に止まらないことを祈ります(笑)。
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