私の絵の描き方は、下絵は描くけど、途中はほぼでたらめに色を塗っていって、「何かおもしろいものが出てこないかなあ」と期待しながら進めていくのだが、その過程では、結構バルールが狂った色面が出現する。下の画像も制作途中のバルールの狂い。左下の青と赤(個人差で見え方が違うかも知れないのでその際はあしからず)。
面白いのが、空気遠近法でいうところの「寒色は奥に見え、暖色は手前に見える」という法則とは違って、青が手前に飛び出し、赤が奥まって見える。この後、赤のバルールを上げて平面にしていったのだが、ここで言いたいのは「寒色暖色に関係なく、バルールは操れる」ということ。空気遠近法こそが絵画の本質だ、という人には理解出来ないかも知れない。こういうバルールの強さを使って、画面を平面にしていくわけだ。 じゃあ、画面を平面にしていくと、なにがいいのか?って話になるけど、今回はここまで。 (さらにつづく)
by hiroafukasawa
| 2013-07-23 20:27
| バルール
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