長く社会人をやっていると
 30年も社会人をやって、組織でも役職を長くやっていると、それなりの扱いをされることが当然だと感じてしまうことがあって、それが不遜だと言われてしまえばその通りだとも思う。

 先日、あるギャラリーから、来年の展覧会スケジュールが届き、「あなたの会期はこれこれで、この日に搬入、この日に搬出してください」とあり、そのあとに、絵が売れた場合の配分、案内状や宣伝についてのあれこれが書いてありました。私は正直「なにこれ?」と驚いてしまいました。
 そもそも、私がこのギャラリーで「個展をやりたい」といったわけじゃなく、ギャラリーの主宰者と立ち話で、「君もウチでどうだい?」「ええ、大丈夫ですよ」「じゃ、やってね」というやりとりがあっただけ。
 本来なら(というか長く会社員をやってきた感覚からすると)、まず口約束を書面にするべきで、契約書とまでは言わないけれど「この度は個展の開催について快諾ありがとうございました。つきましてはこれこれの会期で開催したいのですが、ご都合はいかがですか?」とあって、さらに展示についての詳細を説明すべきだと思うのです。そこの段取りをすっ飛ばすから、「あれ? 勝手に決められちゃった」という感覚に陥るわけです。さらには(長く社会でいろいろな体験をしていると)、その文面の裏側に「個展をやらせてやる」みたいな感じがありそうだと穿った見方をしてしまうのです(実際にはそんなことはないと思いますが)。

 社会人として必要な段取りなのか、それとも私の感覚が“ちょっと偉い人ボケ”なのか、そこのところはよくわかりません。
 
 いや、もちろん、せっかくのお誘いなので、個展はしっかり開きます。


 (こんなこと書いちゃうと、しばらく間を置かないと個展の案内ができないな・・・汗)
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by hiroafukasawa | 2013-04-30 12:48 | 雑記帳 | Comments(0)
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