大事な絵
 今、ピチピチの女子大生だって、いずれお母さんになって、さらにはおばあさんになって、最後は死んでいくわけだ。
 大学の美術部とかで絵を頑張って描いていて、卒業して社会人になったら、思いのほか忙しくて絵を描く時間なんかなくて、そのうち結婚して子どもができて、気がついたらおばあさんで、そんなある日、ひょっこり学生時代の油絵が出てきて、「これはおばあさんが二十歳の頃に描いた絵なんだ」「へえ〜〜」みたいに孫たちが感心して、「ずっと大事にしようね」なんて話になる。
 私も半世紀も生きてきて、あと20年くらい生きられるかどうかわからないけど、死んだら、アトリエに溢れんばかりに100号やら130号やらの大作油絵が山のようにあって、「これ、おじいさんが描いた絵だよ」「なんじゃこりゃ!!」「ほんとにね、どうやって処分しようかしらね」なんて話になって孫たちの悩みの種になる・・・。
 昨日の夜は、そんな情景を思い浮かべながら寝た。
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by hiroafukasawa | 2012-04-19 12:35 | 雑記帳 | Comments(0)
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