現代美術の素朴な疑問
 現代美術のグループ展を画廊や美術館で見るけれど、グループのメンバーはお互いの作品をどう見ているんだろうか、とふと思う。お互いにリスペクトしているんだろうか。いや、深い意味はない。ふと思っただけ。
 インスタレーションというのも、難しいな。私は、絵の具が乾くのを待って描くというサイクルがちょうどいいので、油絵を続けているのだが、一つの作品が仕上がるまで2カ月から半年くらいかかる。その間、その作品と向き合って、試行錯誤しながら絵を作っていく。作品と対峙する時間が長い。
 ところが、インスタレーションは、構想に時間をかけているかどうか分からないが、美術館や画廊での展示なら、早くて2時間、長くても丸1日くらいか。観客に見てもらう具体物としての「作品」に作者が向き合う時間がすこぶる短い。そして、展示が終われば、作品も消える。写真のような「記録」だけしか残らない。空しいというか、軽いというか。

 インスタレーションがダメだというわけではない。面白いものもたくさんある。だけど、そうじゃないものもある。独りよがりなもの、背伸びしたもの、ただ安っぽいもの・・・。

 それを言ったら、絵も同じか。
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by HIROAFUKASAWA | 2011-05-24 20:17 | 雑記帳 | Comments(0)
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