ずっと書こうと思っていて機会を失っていた「リア充」。
2010年の流行語大賞の候補になった「リア充」。「リアル(現実の生活)が充実している」という意味だそうだ。インターネット上のコミュニティに入り浸る者が、現実生活が充実していないことを自虐的に表現するためのスラングだ。だから、現実世界が充実している人間は「リア充」という言葉自体を知らなくて当然なのだが、なんだか流行語になってしまった。「リア充」の反対は「非リア充」。 で、その充実の基準というのが、恋人や友人付き合いに恵まれる、サークル活動や飲み会へ参加する、正社員である、など。そんなこと当たり前で、「充実」の基準として低すぎると思うのだが、そんなハードルさえ越えられない人間がごまんといるのだ。それも現実だ。 それと、私は、こうしてブログやtwitterもやっているが、それは現実の中でやっていることで、決して非現実ではない。現実の反対は「夢」、あるいは「理想」だ。「バーチャルな世界」はパソコンなどの中に存在しているかも知れないが、それは人間の現実の対になるものではない。現実に内包するものだ。その辺の境界があいまいになってきている人が増えているということか。 それでも、「リア充」をうらやましく思うということは、現実の生活が充実していることの方がよいのだという意識の表れなのだ。バーチャルの世界に没頭して、現実世界を顧みなくなったら、もう廃人だ。 私にとっては、「リア充」は現象面で当たり前、「非リア充」が大勢いるということの方に興味がある
by hiroafukasawa
| 2011-02-02 16:04
| 雑記帳
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