5歳児の配色
 年賀状の版画の下絵(コピー)に、色鉛筆で配色を考えていると、横から「オレもやる」と次男(5歳)が乱入してきた。
 下絵は、森の中に洞穴と道があるという風景を、抽象画っぽくした線画。パッと見、なんだかわからない絵だ。私はそれに緑系で調子をつくって、赤でアクセントを入れたりしていた。ところが、次男の配色はこんな感じに。
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 あれ、なんか斬新でいいんじゃないの? 「へえ〜、きれいだねえ〜」とほめると、うれしくなった次男は「お母さんにも見せてくる」と台所へ。カミさんがやってきて、「上手。きれい。お父さんのよりずっといい」とベタほめ。調子に乗った次男は、私がいくつかパターンを作ろうと取っておいたコピー3枚を、次々に塗り始めた。最後の方は、手が疲れて痛くなったみたいだが、「うまいうまい」「きれいきれい」と親ばか二人がほめるものだから、文句も言わずにやり遂げてしまった。
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 子どもっておもしろいなあ。たぶん、下絵がなんだかわからない絵だから、自由に塗れたんだろうな。リンゴとか描いてあったら、それなりの色を使ったのだろうけど。こういう感覚がいいよね。夢中になって、描きたいものを描きたいように描く。絵画の原点を、子どもに教えられた気分がした。
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by hiroafukasawa | 2010-12-10 19:20 | 雑記帳 | Comments(0)
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