俳句好き?
 昨日、家族で近所の小さな公園で遊んでいると、一台の軽のワンボックスが止まり、中からハンチングにアロハと白いズボンで無精ひげを伸ばしたおっさんが降りてきて、こちらに近づいてきた。ちょっと目を合わせたらやばい感じの人だ。
 「すみません」と声をかけてくるので、仕方なく近寄ると
 「小黒坂はどの辺ですか?」という。
 小黒坂は隣町の境川町。私たちがいる公園の、川を挟んだ向こう側の丘の上だ。
 「あっちの方ですけど・・・」というと、首をかしげる。どうやら、その丘の方から来たらしい。
 「どちらに行かれるんですか?」と聞くと、
 「飯田蛇笏の生家を探している」という。実際には生家だったかなんだったか覚えてないが、とにかく蛇笏のゆかりの場所に行きたいらしい。
 「それならやっぱり、向こうですよ」というと、さんざん探したのだろうか納得のいかない様子で今来た方を眺め、「しょうがない、もう一度探すか」といった体で車に乗り込み、Uターンしていった。

 あんなちょい悪な格好のおっさんが、俳人・飯田蛇笏を訪ねて歩いているのか。車にはおばさんが二人乗っていたが、彼女たちのリクエストでドライバーをせざるを得なかった立場だとしても、「人は見かけによらない」ということではある。

 ちなみに、飯田蛇笏の生家は、今もお孫さんがそこで生活しているらしい。案内板とかもないかも知れないし、辿り着けたとしても見学なんてできないかも・・・。
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by hiroafukasawa | 2010-05-06 19:49 | 雑記帳 | Comments(0)
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