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立場の違う人のことを考える2
 最近、パソコンのモニターに向かうにも老眼鏡をした方が楽だということに気がついた。
 老眼じゃない人には、老眼になった人のことはわからない。

 通勤路の途中に大きな市立病院がある。なので、たまに救急車と遭遇する。当然、道を譲るのだけれど、救急車ってものすごく慎重に交差点に入ったり、ものすごくゆっくり交差点を右折したりする。もちろん赤信号や優先を無視して走るのだから事故に気をつけているのは当然だろう。でも「それにしても慎重すぎるだろう」と思うこともある。
 それは、中に乗っている人のことを考えればわかる。交通事故で「首やっちゃった」みたいな人は、動かすだけでリスキーなのだし、社内で救急隊員が何らかの処置をして「揺らすな!!」とかやっていないとも限らない。
 サイレンを鳴らしていても、おいそれと飛ばしていけない事情が救急車にはある。それを考えずに「救急車はとろくさいから、べつに道を譲らなくてもいいんじゃね?」とかいうのは間違っている。
 その程度のことは人間としてわからなければいけない。その程度のこと、というのは救急車のことだけをいっているのではない。
by hiroafukasawa | 2009-09-29 21:26 | 雑記帳
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